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2012.6.11
場所の自由
Rトピックス

屋上のあるマンション暮らし実践中。「屋上利用可物件のススメ」

伊藤麻美子(大阪R不動産/アートアンドクラフト)
 

屋上利用可物件、あなただったらどういう使い方をしますか?

物件タイトル「旅するように暮らすのか、暮らすように旅するのか」共同屋上の様子。

「屋上・ルーフバルコニー」ってどうなんでしょう?

屋上? うーん、普通のベランダと眺望があれば充分……。無いよりはあった方がまぁいいかな? といったところでしょうか。カフェや店舗なら、屋上部分にグリーンを美しく飾るなどニーズがあります。しかし住居やオフィスを探すとき、共用の屋上などは特別な目的がない限り“おまけ”的なもの。

今日はそんな“おまけ”のよさを、屋上付きのマンション暮らしを自ら実践中の大阪R不動産メンバー伊藤がお届けします!

物件タイトル「デ・レーケさん」の共同屋上
「屋上があったら何をしたいですか?」

伊藤の周辺のいろいろな人に聞いてみました。自分ならどうだろうと考えながらお読みください。

・暑い夜に星空の下で寝てみたい。(もちろんベープを焚いて)
・植物や盆栽を楽しむ(共用屋上は許可が必要な場合もあります)
・洗濯物や布団を思いっきり干せる(まるでCMのように!)
・夏にはバーベキュー、秋には七輪でさんま(禁止の場合も)

室内じゃできない、“思いっきり感”がポイントのようです。

会社の熱血野球部で「毎晩素振りがしたいから」とか「猫と戯れたい」という回答も(猫は屋上から落下事故が起こりかねないので、あまりおすすめできません)。
もちろん屋上もルーフバルコニーもいらない、フツーのベランダと眺望が欲しい、という意見もありました。

「ロマンチックか! どうせやらん! めんどいわ!」という声が聞こえてきそうですね。私もそのくちでした。しかし、たとえば“布団・洗濯物を干す”は、屋上に物干のある物件では、むしろ避けては通れない部分。うんしょうんしょと布団を干しに上ったり、ぱりっと乾いた洗濯物を取り込むことを繰り返すうちに、いつしか屋上を気に入ることもあるかもしれません。
重い布団を干し、今夜はきっとフカフカで寝れる、そのうれしい想像は狭っ苦しいバルコニーではなくて、屋上で味わったほうが気持ちいいのは間違いありません。

伊藤の住むマンションの屋上では住民が細々と植物を育てています。
街の雰囲気を感じる場所としての屋上
屋上からの景色:周辺にも低層で屋上のある建物が多い(福島区:聖天通商店街に面したマンション屋上より)

ずいぶんと世間を賑わした金環日食。皆さんはどこから見ましたか?
伊藤の友人には自宅マンションの屋上から見ていた人も。

「ふと気がついたら、隣りも、向いのマンションも、バルコニーや屋上にみんな上がって空を見ていたんですよ。日食より、そっちが見ていておもしろかったです」
彼女が住むのは、福島区の聖天通商店街に面するマンション。屋上の話を聞いてみました。

「洗濯物を干すときに、ちょっとまわりを見るとか。・・・具体的に何を見ているわけではないですが、下町の雰囲気を歩くのとは違う角度から見ることができるのは気に入っています。人情物語みたいな人が行き来していて、いかにも下町のおばちゃんみたいな人とか、夜は大迷惑な酔っぱらいとか。でも若くてオシャレな人や、ガールズバーの客待ちの女の子がいたりもする。それって福島の特徴だと思うんです」

大阪市福島区福島は、ほたるまちや西梅田地区の大規模開発エリアと、昔ながらの町並みが混在する街です。商店街は、浦江の聖天さん(聖天了徳院)への参拝道として古くより発展し、戦前は大阪の4大商店街といわれたそう。ここでも、昔ながらの店とイマドキな店がないまぜになっています。

「そういう町の人たちの大騒ぎする声や、生活の音をききながら屋上にいると、町の雰囲気をまるごと味わっている気分になります」

さて、ここで冒頭の質問に戻ります。屋上、ルーフバルコニーのある物件ってどうでしょう?
屋上があれば、今よりきっと“思いっきり”感をプラスした生活が待っています。歩いてまわるのとはまた違った視点で、大阪の町の雰囲気を感じることができます。屋上・ルーフバルコニー、自分ならこう使う、この町の雰囲気を屋上から感じてみたらどんなだろう……。 そんな想像を膨らませ、物件を探してみませんか。

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