映画やドラマにおいて、"助演"と呼ばれる役割。流れの要所要所に登場して、全体に深みと安定感を演出してくれたり、前面に躍り出ることなく主役や物語を引き立たせてくれる。極めて重要な役割を果たします。
もしそんな役目をこの物件に当てはめて考えてみるならば、きっと主役はタイル張りのキッチンカウンターかリビングに立ち上がったラワンの壁。もしかするとダークホースとして躯体現しのキッチン側の壁が頭角を現してくるかも。といったところでしょうか。
でもやっぱりベースとなっているのは無垢のフローリング。決して脇役と言っているわけではなく、助演なのがポイント。飾り過ぎることもなく、主役はもちろん、家具やオリジナルのドアに至るまで、その良さを存分に引き出してくれるのは無垢床だからこそだと思うのです。
家具の影が落ちる時や、開口部から入ってくる光を優しく受け止める時の表情がお気に入り。まさに床が変わると部屋の印象が変わるという言葉が染みるように伝わってきました。
質感も良く、たとえ経年変化をはやめてしまうとしても、靴下を脱いで裸足でこの床を踏みしめていたい。きっとありのままに、住民である私たちでさえも包み込んでくれそうな懐の広さを感じます。
無垢床に話題が偏ってしまいましたが、他にも紹介せずには終われないポイントがあるのです。
水回りに入ると正面に丸い窓の洗面スペースが出迎えてくれます。長く使っていても波のようなタイルとミニマルな水栓が飽きずにワクワクさせてくれそうなデザイン。洗濯機置き場もリネン庫の隣にあって広さも十分なので、動線もスッキリまとまりそう。
玄関は土間仕様。設置された可動棚がまるでショップのような雰囲気にしてくれそうな予感がします。めったに使わない靴やモノは廊下入ってすぐの収納に入れてもいいかもしれません。家の顔ともいえる玄関が、片付いているといい気分で暮らせるはずです。
9.5帖の洋室は玄関側からとリビングからの2つの動線があります。もし間仕切りを立てれば別々の入口を持つ2つの個室に変わるので、寝室を2つに分けたい時や子供部屋を作りたい時にも対応可能。将来設計の立てやすい間取りと言えるんじゃないでしょうか。
また表面には見えてこない断熱の部分にもこだわりが隠れています。断熱性はもちろん、調湿性や防音性などの機能も優れている”セルロースファイバー"という素材が使われているんだとか。結露によるメンテナンスや冷暖房にかかる費用が抑えられるので懐事情にも優しく、根源から暮らしを支えてくれます。
場所は内環状線沿い、今福鶴見駅徒歩1分の位置にあり、京橋に行くにはもちろん、都心部にもアクセスしやすい立地。予想以上に駅出口から目の前の場所になるので、もし傘を忘れたとしてもほぼぬれずに帰宅できそうなくらいな距離感。すぐ前にはコンビニもあるので、ふとした時にも立ち寄れる便利さが嬉しいかと。
たかが助演、されど助演な無垢床。主役たちをそっと持ち上げながら、快適で深みのある暮らしを演出してくれるはずです。
※月々返済 約76,800円~ (2,900万円借入、借入期間35年、元利均等、金利0.625%の場合) ※管理費・修繕積立金等の月額合計:21,309円
※ペット不可 ※城東小学校区、城陽中学校区
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