面積：

100.26㎡

蒲生四丁目、通称“がもよん”と呼ばれるエリアをご存知ですか？

数々の古民家や蔵が飲食店として見事に再生・活用されていてまちづくりのひとつのモデルケースとして注目されています。

飲食店がたくさん集まってきたのは喜ばしいことなのですがここでひとつ問題が。人間には胃袋がひとつしかないということです。

せっかく雑誌やテレビを見てがもよんを訪れてくれた人も、ランチを終えると立ち寄れる場所がない。でもランチをハシゴするわけにもいかないしね…

ということで、がもよんに「食」以外のコンテンツを呼び込もうとつくられたのがこの場所。

5軒長屋の界壁を取り払いワンフロア約100平米のスコーンと抜けた空間に。ランウェイにでもしたくなるような長さの廊下（廊下と呼ぶのがふさわしいのか難しいところですが）が真ん中を通り、左右には壁で仕切られたスペースを設けています。

元々の界壁のスパンに、屋根まで設けられた間仕切り壁は商品や作品の展示に使えそう。しかもこの間仕切り壁は耐力壁の役割も果たしていて構造面も安心なのです。

建物奥にはアトリエとして使える工房スペース。頑丈なテーブルは既に用意されているのであとは道具を持ち込むだけ。ココにこもって作業すれば集中できそうな予感。

南面にはウッドデッキのテラスもあり建物全体にさまざまな可能性を感じました。個人的には、何人かのクリエイターの方がシェアすることでいろんな種類の作品に出会えるアトリエ兼ギャラリー兼店舗、といった使い方が見てみたいなぁと。

あまり知られていない場所でお店を始めてみたい。エリアは限らずちょっと変わった場所を探してた。下町の雰囲気が好きだから近所の人もふらっと来れるようなお店にしたい。我こそはという方、お待ちしています。