*港区のリノベーション済みマンション、本当にお試し入門の賃貸編
*写真とコラムは【売買編】と同内容です
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暮らすも働くも存分に楽しみたいし、そろそろ購入も考えてはいるんだけど、まだまだ将来も定まりきっていないし…。
そんなオトヒト(ひとり暮らしを楽しむ自立した大人)に向けて。最初の一歩としてオススメな、入門編になるリノベーションマンションです。
場所は港区弁天町。最寄り駅前の天を衝くようなビルから少し歩いた先、空も港へ向かう道も広がりはじめ、どこか海の雰囲気を感じられ出す場所。
1970年代後半に建てられた質実剛健な印象のマンションの一室。50平米強の空間には定番の、でも利便性と快適さの両方がふんだんに詰め込まれています。
土間スペースが迎えてくれる玄関。ワイドにとられたそこは、グリーンの壁に彩られ適度な収納力を持つ、素敵空間です。
そんなふうにスタートから期待十分な室内、玄関ホールの先に広がるのが、キッチンを中心に据えたリビング。モルタル仕上げの風合いに程よい色味の無垢床がマッチして、無骨すぎない柔らかなリノベーション空間を生み出しています。
リビングの先、バルコニー側には間口いっぱいに取られた土間スペース。図面にも書いているとおりインナーバルコニーとしての機能も持たせた場所ですが、無垢床に一本ラインが入ってアクセントになるような、見た目にも嬉しいデザインです。
キッチンに相対するように設えられた壁、回り込んでみるとダブルベッドも十分に収められる寝室スペースになっていました。なるほど50平米の室内でさらに1室設けるとただただ狭苦しくなるところを、バルコニーに向けて開口したスペースとして確保することで、落ち着いた眠りに誘う籠もり空間が作られています。
キッチン横の洋室はW.I.Cにも使える空間。私物が並ぶため写真は掲載していませんが、これまた玄関と同じく1〜2人で暮らすには十分な収納力です。
モルタルと無垢の安定感ある定番素材の室内に、暮らしに必要な機能性もきちんと散りばめられた優等生な部屋。
将来の暮らしの変化はさておいて、一人暮らしをご機嫌に楽しみたいオトヒトさまの入門書として、ぜひ選んでほしい場所です。
(ナッツー)
*リノベーション竣工時期:2019年
*ペット不可 |