【条件改定】
玄関を入って、まず目に留まる土間空間。 少し角度がつけられた壁で奥のスペースとは緩やかに区切られた+αの空間です。
土足でも使えそうなこの空間は、どこまでが内でどこまでが外なのか、住まい手によってその境界線は様々かもしれません。 むしろその曖昧さが新しい暮らし方の想像を広げてくれるように感じます。
斜(はす)に構えた壁もまたそう。 新たな余白を作り、程よいリズム感を生み出しています。
リモートワークが当たり前になりつつある今、 斜めの壁を境に手前をワークスペース、奥をプライベートスペースとして使い分けてもいいかもしれません。
それとは逆に土間を書斎や寝室にして、まるで自分だけの秘密基地のような空間にしてみても楽しそう。 奥はコミュニティスペースとして、人が集まり交流する場としても活躍できそうです。
土間空間はアトリエや教室など外に開かれた場所としても可能性を広げてくれるのではないでしょうか。
少し変わっていて面白いのは、トイレやシャワールームのレイアウト。 半分屋外のような感じでインナーテラスを介して入ります。 冬は寒そうですが、内と外とお揃いで貼られた床のモザイクタイルが、室内と屋外の曖昧さを生み出すポイントになっているように感じます。
見る角度を少し変えることで、新たな可能性を生み出す。 斜な暮らしは住み手が暮らし方を自在にデザインするという、 新たな賃貸住宅のあり方を体現しているようです。
日常に+αな暮らしを求めている方 暮らし方を自由にデザインしてくれる方 是非お待ちしています。
※告知事項あり ※ペット不可 ※室内禁煙 ※屋上利用可 ※住居兼事務所利用可 ※2020年10月1日以降入居可
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