column 2011.12.3
 
Rトピックス

大阪R不動産がはじまります。

小野達哉(大阪R不動産/アートアンドクラフト)
 

全国のR不動産、8つ目として新たにスタートするのは、大阪です。多面的でさまざまな要素が混在するというこの街の魅力を表現するような住まいや仕事場を、発見してご紹介していきます。

『大阪』と聞いて、大阪以外に住む皆さんは何を思い浮かべますか。

まずは吉本に代表されるお笑いの文化でしょう。そして大阪の家庭には必ずマイ・たこ焼き器があるといわれますが、たこ焼き、お好み焼、うどんなんかの粉もん文化。あとは道頓堀や北新地が有名なネオンギラギラな風景と、熱狂的な阪神タイガースファン、あとはなんとなくネガティブなイメージを持ってしまう大阪のおばちゃん…。こんなところでしょうか。
私自身、鳥取県生まれ、香川県育ちの生粋の田舎もんで、大阪に対するイメージは大体そんな感じでした。ましてや街並とか、建築についてはあまりピンとこなかったというのが正直なところ。でも大阪の街には、そんなステレオタイプなイメージだけじゃ到底語れない深み、オモシロみがあるんです。

大阪という街を一言で言い表すと『混在』。これに尽きると思います。

都心のオフィス街でも、ちょっと大通りから外れると居酒屋が並ぶ賑やかな商店街があります。大体どこの駅に降りても、大阪人特有の、気さくで温かい人情に触れられる元気な商店街があって、名物の八百屋やコロッケ屋なんかから元気をわけてもらえます。
小綺麗なマンションが並ぶ住宅地かと思いきや、すぐ隣に古い長屋や町工場があります。その中にはリノベーションでお洒落なカフェやフォトスタジオになっているものもチラホラ。
かつて張り巡らされた運河は数こそ減らしたものの、『水都大阪』のシンボルとして息を吹き返し、市民の憩いの場になっています。大大阪といわれた大正時代の近代建築はレストランやショップに姿を変え、街のランドマークになりました。

これが大阪です。

“都心居住”という言葉がありますが、私は大阪ほどそれが似合い、適した街はないと確信しています。住む、働く、遊ぶ、楽しむ、食べる、憩う、そのすべてが自転車移動圏内で完結する、ごった煮の街です。

これまでのR不動産とはまた一味違った視点で、『混在』の街大阪の魅力を発信し、自分らしい、あなただけの住まいや仕事場を探すこと、つくることのお手伝いをします。

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